異なる時間足の移動平均線を一括表示可能「MTFパーフェクトオーダー」
本インジケータはマルチタイムフレーム分析を反映させた移動平均線のパーフェクトオーダーを一眼で確認するツールになります。
このツールは他の時間足を開くことなく予め設定した時間足の移動平均線を常にチャートに表示させれるものです。
表示できる最大本数(時間足)は5本となっており、異なる期間の移動平均線を表示させて相場の方向性を明確に見ていくパーフェクトオーダーで、期間ではなく時間足そのものを変更できるのはデイトレやスイングトレードを行う投資家にとっては大きな意味を持ちます。
一般的な期間を変更するパーフェクトオーダーに関する部分は、以下をご覧ください。
今回は異なる時間足の移動平均線を1つのインジケーターで設定することが可能な「マルチタイムパーフェクトオーダー」の解説をしていくので、移動平均線を使ってマルチタイムフレーム分析を行いたい人や中長期で堅実な運用をしてみたい人はぜひ利便性を確認してみてください。
Contents
移動平均線のパーフェクトオーダーとは?
「マルチタイムパーフェクトオーダー」の説明をする前に、中にはパーフェクトオーダーを知らない人もいると思うので、基本を説明していきたいと思います。
パーフェクトオーダーとは、複数表示させた移動平均線が同じ向きに並んでいる状態のことを言います。
例えば「短期」「中期」「長期」の3本の移動平均線を表示させている場合、上昇トレンドか下降トレンドかで移動平均線の向きは異なりますが、どちらのトレンドでも移動平均線は交差することがありません。
上昇トレンドなら上から「短期」「中期」「長期」の順番になっているはずですし、下降トレンドなら上から「長期」「中期」「短期」といった順番になります。これは、設定している期間が短い移動平均線から早く価格に反応してローソク足に近づいていくためです。
そして、トレンドが発生している(相場の方向性が明確)際には、こういった移動平均線の特徴から売買方向を決めてトレンドに乗る順張りを行うのが適切です。
期間の異なる移動平均線を複数本表示させることで、短期的なトレンドではなく長期的(上位足)なトレンドも把握できるため、マルチタイムフレームのような分析も可能になりますが、今回紹介しているインジケーターでは既に時間足自体を変更が可能なため、見ている時間足でのマルチタイムフレーム分析を含め、トレンドでのパーフェクトオーダーも「○」「×」標記で確認が可能です。
移動平均線を表示させる本数はトレーダーによって異なりますが、本インジケーターでは最大で5本まで一括表示か可能になっています。
パーフェクトオーダーが備えている2つの特徴
移動平均線を複数本表示させるパーフェクトオーダーですが、分析に役立つ特徴が2つあります。
それは、一度トレンド相場が発生すると中長期に渡って続く傾向が強く、短期相場のように展開の変化が多く無いという点です。
つまり、パーフェクトオーダーの波に上手く乗ることができれば、しばらく続くトレンドでの利益を出しやすくなります。
これは、一時的な移動平均線が交差してもその状態が続かないためです。この傾向は上昇トレンドでも下降トレンドでも変わりません。
しかし、パーフェクトオーダー発生後にすぐにエントリーしてしまうと、短期のトレンドに巻き込まれて予想よりもトレンドが継続しないことがあるので注意しましょう。
どんなものでも投資家次第だということです。
そして、もう一つの特徴がパーフェクトオーダーは順張りトレードでは抜群の相性を誇りますが、逆張りトレードとは非常に相性が悪く、無闇にパーフェクトオーダー後に逆張りすると大きな損失する可能性があるということです。
パーフェクトオーダーになったらトレンドフォローに徹するようにしてください。
FXにおける基本は上昇トレンドでは安く買って高く売る、下降トレンドでは高く売って安く買い戻すの2つですので、初心者のうちは利益を出しやすい順張りでトレード計画を練りましょう。
マルチタイムフレームパーフェクトオーダーの使い方
マルチタイムフレーム分析などでは、異なる時間足を表示させる必要がありますし、移動平均線で期間をあわせる場合には膨大な数字になってしまいます。
しかし、マルチタイムフレームパーフェクトオーダーでは、設定する時間足を変更するだけなので、設定で手間取ることがありません。また、設定変更に関しもすぐに行えるため、日頃のトレードで頻繁に設定を変えるトレーダーやトレードの検証を行っている人にはかなり有効なインジケーターです。
すべての移動平均線が期間の短い順に並んでトレンドでエントリーできるパーフェクトオーダーの状態が揃っている場合には、チャートの右上に表示される「PO(パーフェクトオーダー)状況」が「○」で標記されます。
赤色で「○」が表示された場合には上昇トレンド、水色の場合は下降トレンドを表すといった形で、色でパーフェクトオーダーの方向を識別も可能で、上記のように「○」で移動平均線が売買するタイミングに適しているのかを把握することが可能なため、順番を確認する手間が必要ありません。
逆にパーフェクトオーダーになっておらず、移動平均線の順番がバラバラの場合には売買タイミングとしては適しておらず、「PO(パーフェクトオーダー)状況」が「×」で表示されます。
設定に関しても「期間」を変更することで全体の移動平均線を統一した期間で変更が可能であり、「種別」の変更を行うことで指数平滑移動平均や多重移動平均線といった違うものにも変更できます。
そして、それぞれの移動平均線の設定に関しては「ON(OFFにすると非表示)」「時間足」「色」「サイズ」の4つをそれぞれの移動平均線で変更が可能になっています。
「時間足」については設定できる足がMT4は9種類、MT5は21種類あります。
【MT4】
①1分足
②5分足
③15分足
④30分足
⑤1時間足
⑥4時間足
⑦日足
⑧週足
⑨月足
【MT5】
①1分足
②2分足
③3分足
④4分足
⑤5分足
⑥6分足
⑦10分足
⑧12分足
⑨15分足
⑩20分足
⑪30分足
⑫1時間足
⑬2時間足
⑭3時間足
⑮4時間足
⑯6時間足
⑰8時間足
⑱12時間足
⑲日足
⑳週足
㉑月足
上記のように「時間足」を細かく設定することができるので、短期から長期のトレードにおいても移動平均線を複数表示しつつも、トレンドの状況やパーフェクトオーダーの状況を1つのインジケーターで確認することができます。
マルチタイムフレーム分析において移動平均線は使われることが多くなっていますが、「マルチタイムパーフェクトオーダー」を使えば投資次第で色々な活用の仕方が生まれます。
ぜひ「パーフェクトオーダー」お試しください。
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