FX初心者にオススメの勝ちやすい3つの通貨ペア

FXは様々な国の通貨の価値を予測し、差額を利益に変える投資です。

 

少額でも大きな利益を得ることができる投資として人気ですが、通貨に対して値動きを予測することから、FX初心者の中には投資する通貨ペアをコロコロ変えたり、利益を出すのが難しい通貨ペアで取引している投資家も少なくありません。

もちろん、ある程度取引に慣れて利益が安定するようになれば、投資する通貨ペアを増やしてもいいかもしれません。しかし、最初のうちから利益を出すという目的を見失い、敢えて難しい通貨ペアで取引するようなことはありませんよね。

 

 

今回の記事では、FXを始めたばかり初心者に向けてオススメの通貨ペアをお伝えしていきたいと思います。

 

【こんな人にオススメ!!】
・どの通貨ペアで取引するのが良いか知りたい
・いつも取引する通貨ペアが決まっていない
・利益が出やすい通貨ペアを見極められるようになりたい

 

利益を得やすい通貨ペアを選ぶ際の重要な3つのポイント

FXでは数多くの通貨ペアがあります。

最近では仮想通貨まで取引が可能な証券会社も当たり前に増えているので、始めたばかりの初心者の中には通貨ペアを選ぶ際に迷ってしまうという人も少なくありません。

 

しかし、闇雲に通貨ペアを選ぶのは余計な損失が発生してしまうことになります。なので、初心者が通貨ペアを選ぶ際には3つのポイントを抑えておきましょう。

  1. 流動性が高い
  2. スプレットが狭い
  3. 情報量が豊富

 

この3つはFXで通貨ペアを選ぶ際には最低限の条件になります。

細かい通貨ペアについても解説していきますが、まずはこの3つのポイントについて順を追って説明していきます。

ポイント①「流動性が高い」

流動性が高いというのは、つまり取引が活発に行われているかを示すもので、簡単にいえば取引量になります。

取引されている量が少ない通貨ペアだと値動き自体が少なく、差額で利益を得るFXではチャンスがあまり訪れないことになります。

 

しかし、逆に取引が活発に行われるほど取引量があれば限られた時間で取引をする投資家でもチャンスを得る機会は多くなります。

 

つまり、意図した取引が発生しやすいことを意味します。

 

逆に流動性が低い通貨ペアで取引を行えば、売買したくてもエントリーポイントが訪れづらく、取引ができないという状況が増える事態になります。また、値動きの方向性が決まらずに上下するようなレンジな展開が多いので、初心者には難易度が高くなっています。

流動性の高い通貨ペアはトレンドが明確になりやすい傾向があるので、初心者は流動性の高いドル(USD)やユーロ(EUR)などの通貨に狙いを定めるのがオススメです。

ポイント②「スプレットが狭い」

FXを始めて間もない初心者のみならず、利益が安定して発生するようになった上級者もスプレットが狭いものを選びたいのは変わりません。

 

スプレットの幅が広いということは取引コストが高くなることを意味していますので、その手数料分だけ利益が減ることになります。取引に慣れていない初心者のうちは、予測通りに相場が動いても利益を焦って利益確定急ぎがちですので、スキャルピングなどの短時間で微益を狙う取引スタイルの投資家なら致命的になります。

 

そうなると大きな利益を狙うのは難しくなるので、スプレットはできるだけ狭い証券会社にしておきましょう。

ポイント③「情報量が豊富」

FXでは各国の通貨、つまりそれぞれの国の経済状況によって通貨の価値などが決定します。

国の経済状況などはネットで調べることはできますが、マイナーな通貨ペアを選択してしまうと情報が乏しく、得られる情報が少なくなってしまうので要注意です。

 

きちんと情報を掴んでおかなければ、取引を始めた途端に金融政策が見直されて為替市場の急激な変動についていけなかったり、要人発言を見逃す結果になりますので、情報を入手しやすい通貨ペアで取引を始めましょう。

 

FX初心者にオススメの通貨ペア

通貨ペアを選択する際のポイントをお伝えしましたが、次はこの3つポイントを抑えている初心者にオススメの通貨ペアをお伝えしたいと思います。

 

恐らく「誰でも知っている通貨」といえば分かると思いますが、多くの人が知っている国の通貨ペアの組み合わせはもちろんのこと、自国の通貨である円(JPY)も合わせて紹介していきます。

 

ドル円(USD/JPY)

初心者に最もFXで利益を得やすい通貨ペアといえば、やはり米ドル/円の通貨ペアでしょう。

世界で最も活発に取引が行われているのは米ドルとユーロの通貨ペアになりますが、ユーロ/ドルの価格の推移はテレビのニュースでは自国の通貨ではないためほとんど報道されていません。しかし、米ドルと日本円であればニュースでも報道されており、アメリカとの関係や日経平均など情報が豊富です。

 

つまり、米ドルとユーロの通貨ペアに次ぐ取引量を起こる米ドルと円の通貨ペアであれば、頻繁に情報が入ってくるうえ取引量も豊富なので流動性も抜群です。

 

大まかであっても日頃から価格の推移を把握していれば値動きの傾向や判断もつきやすくなるうえ、スプレットも数ある通貨ペアのなかでも最も狭いため、すべてのポイントを抑えているオススメの通貨ペアになります。

 

ユーロ円(EUR/JPY)

ユーロ円(EUR/JPY)もFXでは代表的な通貨ペアの1つです。

スプレットの低さはもちろんのこと、流動性の高さもユーロ円は申し分ありません。

 

EU(欧州連合)の共通柄であるユーロですので通貨としての安定度も問題なくなっています。

金利状況についてはユーロ円を購入するとスワップポイントがマイナスになってしまうことも多くなっているので、長期的な運用では気をつけるようにしましょう。

 

ユーロドル(EUR/USD)

取引量世界一を誇るユーロドルの通貨ペアも初心者にはオススメです。

情報量は調べればいくらでも見つけることができますし、ドル円とユーロ円と合わせてみることで通貨の強弱関係も合わせて予測することが可能になります。

 

月末月初になると値動きが活発になりやすい傾向にあるので、取引するタイミングにも注意しておきましょう。

 

FX初心者は3通貨に絞って経験を積もう

初心者にありがちなミスで、短時間に多くのチャンスを見つけようと沢山の通貨ペアを表示させる人がいます。

しかし、これでは逆に色々なチャートが気になって1回1回の取引が雑になりますし、取引ミスも多くなります。

 

まずは初心者にオススメな「ドル円」「ユーロ円」「ユーロドル」の3通貨に絞って取引を行いましょう。

取引チャンスが少なかったとしても、損失を抑えやすい通貨ペアを選択することで無駄な損失や取引によるスプレットを抑えることができます。

 

あれこれと通貨ペアを選ぶぐらいなら初めから特定の通貨ペアに取引を絞り、エントリーチャンスを虎視眈々と狙っていくほうが懸命ですので、まずは丁寧な取引と利益が発生しやすい通貨ペアを選んで経験を重ねていくようにしてください。

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