FXを始めた初心者がついやってしまう「頭の悪い」取引方法トップ5
利益を安定的に出せるようになった投資家にとってはありえない「頭の悪い」取引方法。
これはタチが悪いことに、初心者の頃に身についてしまった取引の癖や衝動的な感情によって引き起こされるため、それなりに経験を積んでいる中級者が行き着いてしまう勝てなくなる壁です。
しかし、こういった取引の行動を事前に知っていれば、取引前に対策を施して取引を有利に進めることは可能になります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるように、既に失敗例はFXに世界に豊富にあります。
その中で多くに人が負ける要因になっている原因を知り、予め対策を取ることで負ける確率を減らせるトレーダーになりましょう。
今回の記事では、FXを始めたばかりの初心者が最初の段階で注意しておきたい取引の方法を5つお伝えしていきたいと思います。
あなたも「頭が悪い」方法を理解していながらも、ついつい取引してしまうような投資家心理になってしまわないために知って対策を取れるようになっておきましょう。
Contents
第5位「FXで簡単にお金持ちになれると思っている」
FXをインターネットで調べてみると色々な成功体験や失敗談が表示されます。また、サイトやSNSでは優雅な生活をしているトレーダーや莫大な金額を稼いでいるような投資家も見かけます。
しかし、FXで一攫千金のような夢を抱いてしまった結果、退場せざる得ない状況になる人の方が遥かに多いということは理解しておきましょう。
現在び銀行利息は0.001%ですし、投資信託でも5%の利益が出れば素晴らしい商品と言われます。
そういったものと比較してみると分かりやすくなりますが、FXで稼ごうと考えている利益とあなたの資金を照らし合わせてみると利率はいくらで考えていますか?
まず、それだけリスクを取ろうとしていること。そして難しいことをしようとしていることを理解しなくてはいけません。もちろん、中には大きな金額を稼いでいるひとはいますが、一握りにすぎません。
そして初心者に多いのが、中途半端な勉強しかしなくても勝てると人が多いということです。
勉強しなかった行動には、勉強しなかった結果しか得ることができません。
最低限の基礎を勉強することはもちろんのこと、FXに抱いている夢を見ずに現実を見るようにしてください。
その現実を実現するための方法を本気で考えることからFXは始まります。
FXをギャンブルにするか投資にするかは人次第ですが、投資自体のことを知らずに参入してくる人が多いのも事実です。まずは時間を使って少しずつ利益を上げていきましょう。
利益を出す感覚を身につければ、あとはそれを愚直に繰り返していく地味な作業がFXで勝つ投資家の姿です。
第4位「負けた原因を他のことにする」
為替相場は様々な要因で動きます。
要人発言やディーラーの買い、そして経済要因など要因は多岐に渡ります。
その荒波のなかで取引するトレーダーは負けが続いてくると、予測ができない突発的に動きに対して「相場のせい」「政策が悪い」「指標結果が悪い」「手法が悪い」「アナリストが悪い」と他の要因のせいにしてしまうことが多くなります。
しかし、EAやインジケーターのシグナルで仮に負けても、日銀の発表で円が急騰して負けても100%自分の責任です。
利益を得るということは、売買行為に全責任が伴うということに対する見返りになります。しかし、それを忘れて責任ばかりを他に移していては1回の取引対する重みも軽くなってしまうため、雑になってしまうことにもなります。
1回1回の取引があなたの大切な資金、そしてあなた次第で変わるという自覚のもと取引を行うようにしましょう。
第3位「その時(短期間)の値動き次第でルールやエントリーを決める」
自己規律は大人なら備えているべき能力です。
ただ、お金が絡むと大人でも冷静な判断・対応を誤ることは充分にあります。
にも関わらず、一貫性のないやり方で取引方法は頻繁に変えてしまうのは、投資家として未熟さである証拠。
相場は常に変化しますし、一週間や一ヶ月といった短期間で大きく変化することもあれば、長期間同じような相場が続くこともあります。
そういった相場で取引を行えば、今やっている取引の方法が当てはまらない場合があるかもしれません。
例え一ヶ月で勝率が90%であったとしても、運悪く10%の負けを引いてしまうということになれば相場状況の見直しを行うはずです。しかし、やり方が定まっていない投資家の場合には短期間の取引で勝ち負けを判断し、エントリー方法や手法自体をコロコロ変えてしまいます。
さらに先程までなかった自分なりのルールを発動してしまったりすると、その考え方が身についてしまうのでようやく利益が出るようになっても1回の取引で大きな損失を出してしまうこともあります。
特に初心者の人にはこういった傾向が見られるので、マイルールは客観的なデータのもと考えて検証していきましょう。
第2位「値動き次第で損切りを変更する」
取引開始と同時に損切りの設定を入れておくのは、投資家であれば当然の行動です。
損切りを入れておくことで目を離した間や予想外の値動きに対して予め決めていた損失(リスク)だけで済むからです。
しかし、その勝負のなかで「やっぱりなし」というふうに損切りを変更していては、元々利益を得るために取引した方法の根拠は何だったのかとなってしまいます。
ギリギリで損切りされずに反転して利益になることもあれば、利益になる直前で急落して損切りにあたってしまうこともあるでしょう。だからこそ我慢強く待ち、1回1回の取引で得られる損益で勝てるのかを検証して取引を行うことが重要になります。
たったの1回であっても予め予想外の値動きが発生したり、もしも予測が外れて大きく損失が発生しそうな場合には予め設定した損切りを守り、リスクを受け入れるリスク許容範囲も大切だと理解しておきましょう。
1回の取引対して頻繁に損切りや利確を変えてしまうのは、週間・月間で得られる利益と勝率にバラツキが生まれるため、取引に対して一喜一憂してしまう感情の癖になるので注意してください。
第1位「損切りを入れずに取引する」
よくYouTubeやSNSでは、勝っているようななんちゃってトレーダーがいますが、そういった人達を含めて多いのが損切りを設定せずに取引することです。
原則としてストップロス、指値はエントリーと同時に行うものです。
そういった1回1回の取引に対して自分の感を信じて勝ついうやり方は、投資家としては運に任せるギャンブルに近い取引になるので恥ずかしい行為でもあります。
もしもこの状態が常習化しているのなら早い段階で治すことをオススメします。
どれだけ利益が出ていても、損失が膨らみ損切りできなくなったりしてしまうとFXの世界自体から退場してしまう原因になります。
未然に防げる損失は事前に防ぐ。
これは当たり前のことではありますが、初心者の多くががノーブレーキで走り出してしまいます。
取引で利益を必ず得る方法はありませんし、勝率が100%の投資家も存在しません。
塵も積もれば山となるという言葉を思い出し、コツコツドカンを狙っていけるようにしていきましょう。
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